
初めての軽自動車選び:プロおすすめの失敗しないための5つのポイント

免許を取ってすぐの車や免許を持っていても、しばらく運転していなかった。
そんな時に便利なのが軽自動車ですよね。
軽自動車は燃費が良く、維持費も安いため、都市部や道の狭い場所の通勤、お買い物などの日常遣いに便利な車です。
しかし、種類が豊富で何を基準に選べばいいか迷ってしまう方も多いでは?
そこで、今回プロが教える初めて軽自動車を選ぶ際に押さえておきたい5つの重要なポイントをご紹介します。
目次
用途と乗車人数を明確にする
軽自動車選びの第一歩は、どのような用途で使用するかを明確にすることです。
通勤・買い物メインの場合は、燃費性能と運転のしやすさを重視しましょう。ホンダN-BOXやスズキワゴンRなどのハイワゴンタイプがおすすめです。室内が広く、荷物もたくさん積めます。
レジャーや長距離運転が多い方は、走行性能と快適性を重視してください。ダイハツタントやスズキスペーシアなど、パワフルなターボエンジン搭載車種を検討しましょう。
家族で軽自動車を使う場合
家族4人で乗る機会がある場合は、後部座席の広さと乗降性を確認することが大切です。スライドドア付きの車種なら、狭い駐車場でも楽に乗り降りできます。
燃費性能とランニングコストを比較する
軽自動車の大きな魅力の一つが優秀な燃費性能です。現在の軽自動車の実燃費は20〜25km/L程度が一般的ですが、車種によって差があります。
ハイブリッド軽自動車なら、さらに優秀な燃費性能を期待できます。スズキワゴンRやダイハツミライースなどは30km/Lを超える燃費性能を誇ります。
年間走行距離を考慮して、燃費の良さがどれだけコスト削減につながるかを計算してみましょう。年間1万キロ走行する場合、燃費が5km/L違うだけで年間のガソリン代に1〜2万円の差が生まれます。
また、軽自動車は普通車と比べて自動車税、車検費用、保険料などの維持費も安く抑えられる点も魅力です。
安全性能を必ずチェックする
近年の軽自動車は安全性能が大幅に向上していますが、メーカーや車種によって搭載されている安全装備には差があります。
必須の安全装備として以下をチェックしましょう:
- 衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
上級グレードでは、アダプティブクルーズコントロールや全方位モニターなどの先進安全装備も利用できます。毎日運転する車だからこそ、安全性能への投資は惜しまないことをおすすめします。
軽自動車の安全性能は「サポカーS」の認定基準を満たしているかどうかも一つの判断材料になります。
室内空間と使い勝手を実際に確認する
カタログの数値だけでは分からない使い勝手は、必ず実車で確認しましょう。
室内の確認ポイント:
- 運転席・助手席の座り心地とシートの調整幅
- 後部座席の足元空間と頭上空間
- 荷室の容量と開口部の使いやすさ
- 収納スペースの数と配置
操作性の確認ポイント:
- エアコンやカーナビの操作のしやすさ
- ドアの開閉のスムーズさ
- 視界の良さ(死角の有無)
- パーキングブレーキの操作感
特に、毎日運転する方は長時間座っても疲れにくいシートかどうかを必ず確認してください。
予算とグレードのバランスを考える
軽自動車といっても、エントリーグレードから上級グレードまで価格帯は幅広く、100万円台前半から200万円を超える車種まであります。
予算設定のコツ:
- 車両本体価格に加えて、諸費用(約20〜30万円)も考慮する
- オプション装備の費用も予算に含める
- 下取り車がある場合は査定額を事前に把握する
グレード選択の考え方:
最上級グレードは魅力的ですが、本当に必要な装備かどうかを冷静に判断しましょう。例えば、カーナビは後付けでも十分な場合があります。一方、安全装備や快適装備(シートヒーターなど)は後から追加できないため、必要性をよく検討してください。
中古車も選択肢に入れることで、予算内でより上級グレードや人気車種を選べる可能性があります。
購入前に試してみたい…そんな時におすすめなのがロコレンのマンスリーレンタカー
車を購入する場合、車両費だけでも100万円〜200万円かかることもあります。大きな買い物だからこそ、購入する軽自動車を候補が決まった時点でレンタカーで借りてみるのもおすすめです。
ロコレンのマンスリーレンタカーは軽自動車を中心に1ヶ月借りても、一般的なレンタカー費用と同じ価格帯。
乗ったら乗るだけお得なレンタカーです。レンタカーで普段使うスーパーなどのお買い物や家族皆でのレジャーなどのお出かけに使ってみて、荷物がどれだけ入るか、実生活にマッチするかなど体験してもらうことができます。
まとめ
軽自動車選びで最も大切なのは、自分のライフスタイルに合った車を選ぶことです。見た目の可愛さや人気だけで選ぶのではなく、実用性と安全性を重視して検討しましょう。
複数の車種を比較検討し、必ず試乗してから決定することをおすすめします。じっくりと検討して、長く愛用できる一台を見つけてください。良い軽自動車選びができれば、きっと充実したカーライフが待っています。

